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2022.11.01

『不器用なセイタカアワダチソウ』

皆さんセイタカアワダチソウという植物をご存じですか?秋口になると日本全国で見られる黄色くて背が高い植物です。ススキの群生と隣同士に、セイタカアワダチソウの群生が出来ている田舎道をよく見かけます。

日本では、茎を乾燥させて、すだれやお茶の材料として馴染みがあるそうです。名前の通り、泡立ちもよく入浴剤としてもつかわれる植物です。

 

そんなセイタカアワダチソウの悲しき人生(植生?)の物語です。

 

セイタカアワダチソウは、時期的にもススキと同じ場所に生息します。いわばススキはライバルです。セイタカアワダチソウが繁殖するためには、ススキとの陣取り合戦に勝たなければいけません!! そこでセイタカアワダチソウは攻撃に出ます。 なんと、土に毒を盛るそうです。おっかない! その毒をもってススキは枯れて陣地を失っていきます。そして、ススキがいなくなった場所にどんどんセイタカアワダチソウは進出していきます。

ついには多くの陣地を奪い、そこに大きなセイタカアワダチソウの世界を創ります!

あっぱれあっぱれ! ところがどっこい…

 

セイタカアワダチソウの毒は、なんと自分たちにも影響を与えるんですね。

ススキを撃退するために使った毒で、今度は自分たちが枯れてしまいます。群生が大きくなりすぎて、自分たちの毒が強くなりすぎるんですね。

結局、セイタカアワダチソウは居なくなり、その場所はまたススキに奪われていきます。

ススキからしたら、

「あれれれれ?なんか知らんけど、ここ広場あるやん?種まいて増えとこかー」

みたいな、棚からボタ餅です。

 

セイタカアワダチソウって、なんというか不器用というか不憫というか…アホですよね。

 

でも、人間も同じことをしているなーと感じることがあります。

もちろん、戦争とか大きな話にも当てはまるかもしれませんが、自分自身、個人の話でも同じです。

『我田引水(自分の田んぼにだけ水を引く、自分勝手なさま)』ではありませんが、自分だけのことを考えて、人のことを何も考えていなければ、結局自分を滅ぼしてしまうのかなとも思います。

いつの日か、『セイタカアワダチソウ』と『ススキ』が仲良く咲き誇っているさまを見てみたいものです。